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Maekawa Hiroko Home Page Exhibition
Japanese Art Collection
◆曽祖父の残した書画を調べながら紹介、公開しています。調べるうちに曽祖父は当時活動していた、現役の地元作家の作品を多く所有していたことが分かってきました。明治の頃に郡長であった彼のもう一つの顔を見る感があります。◆
(注;販売はしておりません)
兎年なので、兎の絵があるのを思い出したら、調べるうちに同じ作者の絵があるのを発見。同じ作者の絵があれば、調べもつきやすいし、真贋もつきやすい。とにかく細い滑らかな線が特徴的。サインも女性の文字?と思うほどだった。
作品No.8,9
菊沢 武江(きくざわ ぶこう)1882ー1975
大正から昭和にかけて活躍した日本画家。20歳を過ぎてから画家を目指し、働きながら鍛錬を積み、東京美術学校で学んだのち、画壇へデビュー。花鳥画や人物画に人気がある。帝展委員を務め、日本画家としての名声を得る。
作品No.8,9
菊沢 武江(きくざわ ぶこう)1882ー1975
大正から昭和にかけて活躍した日本画家。20歳を過ぎてから画家を目指し、働きながら鍛錬を積み、東京美術学校で学んだのち、画壇へデビュー。花鳥画や人物画に人気がある。帝展委員を務め、日本画家としての名声を得る。
同じく菊沢 武江・観音像
作品No.7 奥原晴湖(おくはら・せいこ)
天保8年(1837) ー大正2(1913)
幕末から明治にかけて活躍した女流南画家。 古河藩士池田政明の四女として生まれる。1865年(慶応1)奥原氏の養女となり、江戸に出て画名を高める。一時は門人300人を数えるほどに画塾が流行したが、南画衰退の時流に伴って明治24年、熊谷(埼玉県)に隠棲した。晴湖の作風は二つに大きく変化している。 墨を烟雲のように吐いて勢いのある水墨画を多く描いた時代。粗放な筆致による墨画山水は明治の南画の特色をよく表している。修練期には彩色豊かな 山水の密画を多く残す。
このサイトが、分かりやすく興味を引かれますよ〜
https://www.bunkajoho.pref.ibaraki.jp/wp-content/uploads/2018/10/senjin6.pdf
作品No.6 尾竹竹坡(おたけ・ちくは)
明治11(1878)〜昭和11(1936)
明治から昭和期の浮世絵師、日本画家
現在の新潟市に生まれる。尾竹三兄弟、真ん中。
子供の頃より、絵で家計を助けたと言われる。
弟と共に上京し、活躍するも日本画界の中で衝突孤立する。
絵の量産などで、評判を落とす。
晩年は目黒雅叙園の装飾を手がける。
調べるほどに波乱万丈です。竹坡の作品はネットオークションでもたくさん上がってくる作品の多さ。なるほどと思ってしまう。実力のある絵師ではあり、海外の美術館にも収蔵、近年見直されていると感じる。
明治11(1878)〜昭和11(1936)
明治から昭和期の浮世絵師、日本画家
現在の新潟市に生まれる。尾竹三兄弟、真ん中。
子供の頃より、絵で家計を助けたと言われる。
弟と共に上京し、活躍するも日本画界の中で衝突孤立する。
絵の量産などで、評判を落とす。
晩年は目黒雅叙園の装飾を手がける。
調べるほどに波乱万丈です。竹坡の作品はネットオークションでもたくさん上がってくる作品の多さ。なるほどと思ってしまう。実力のある絵師ではあり、海外の美術館にも収蔵、近年見直されていると感じる。
作品No.5 秋鳳(山月記)
虎の掛け軸が2幅あり、同じ作者と思い込んでいたがよく見ると、画風、実力さえ違う。並べて掛けられないせいで気付かなかった。
はっきりとはしないのだが「秋鳳」という絵師はいたようだ。
山月記の一場面を描いた作品はとても人気があったようで多くの絵師が描いている。
虎の掛け軸が2幅あり、同じ作者と思い込んでいたがよく見ると、画風、実力さえ違う。並べて掛けられないせいで気付かなかった。
はっきりとはしないのだが「秋鳳」という絵師はいたようだ。
山月記の一場面を描いた作品はとても人気があったようで多くの絵師が描いている。
作品No.4「春蘭」
橋本 永邦(はしもと・えいほう)
1886(明治19)年〜1944(昭和19)年
日本画家、橋本雅邦の次男。文展無鑑査。「能」を題材にした作品が多い。
何年か前の本屋大賞にノミネートされた「線は僕を描く」の中に主人公がひたすら蘭を練習
する場面があります。春蘭は日本画の佇まいを感じ
ます。開花期は3〜5月。
橋本 永邦(はしもと・えいほう)
1886(明治19)年〜1944(昭和19)年
日本画家、橋本雅邦の次男。文展無鑑査。「能」を題材にした作品が多い。
何年か前の本屋大賞にノミネートされた「線は僕を描く」の中に主人公がひたすら蘭を練習
する場面があります。春蘭は日本画の佇まいを感じ
ます。開花期は3〜5月。
作品No.3 「穐江獨釣之図」(と思われる。。)
福田 半香(ふくだ・はんこう)
1804(文化元)年〜1864(元治元)年
江戸時代後期の南画家。渡辺崋山の高弟で
崋山十哲のひとり。
絵の題材に「寒江獨釣」(かんこうどくちょうず)というのがありますが、どう見ても冬じゃない…雁も飛んでいるし。木は花さえ咲いているように見えます。
タイトルに「秋」とあるので。秋なんでしょうね。(穐は秋の異体字だそうで。)
福田 半香(ふくだ・はんこう)
1804(文化元)年〜1864(元治元)年
江戸時代後期の南画家。渡辺崋山の高弟で
崋山十哲のひとり。
絵の題材に「寒江獨釣」(かんこうどくちょうず)というのがありますが、どう見ても冬じゃない…雁も飛んでいるし。木は花さえ咲いているように見えます。
タイトルに「秋」とあるので。秋なんでしょうね。(穐は秋の異体字だそうで。)
作品No.2
次回も虎の予定でしたが、作者がはっきりせず、調査中です。作者の分かるものから載せます。
中田晃陽(なかた・こうよう)
明治34〜昭和52年
日展会友 竹内栖鳳を師としています。
兵庫県生まれ 本名・一雄
鯉の滝登りを描いたものと思います。滝が涼しげで夏に床の間に掛けていた絵です。滝のコントラストが強いですが、流れ落ちる水の先に鯉に目がいくよう上手く見る人を誘導しています。
次回も虎の予定でしたが、作者がはっきりせず、調査中です。作者の分かるものから載せます。
中田晃陽(なかた・こうよう)
明治34〜昭和52年
日展会友 竹内栖鳳を師としています。
兵庫県生まれ 本名・一雄
鯉の滝登りを描いたものと思います。滝が涼しげで夏に床の間に掛けていた絵です。滝のコントラストが強いですが、流れ落ちる水の先に鯉に目がいくよう上手く見る人を誘導しています。
作品No.1「猛虎愛児」
最初の作品は三尾呉石(みお・ごせき)
明治18年〜昭和27年
今年は寅年ですし。虎を得意とした絵師です。虎の絵はもう一幅所蔵しています。
次回、アップしたいと思います。
最初の作品は三尾呉石(みお・ごせき)
明治18年〜昭和27年
今年は寅年ですし。虎を得意とした絵師です。虎の絵はもう一幅所蔵しています。
次回、アップしたいと思います。